不動産を買いかえる際、売却と購入、どちらを先にしたほうが良いですか?
手元にある資金や、住み替え計画によって異なります。
■売却先行の場合
新居購入資金を確保=資金計画が立てやすく、購入物件の価格の目処がつきます。
売り急ぐ必要がないため、高値で売却できる可能性が高くなります。
反面、購入に遅延が生じる場合は、仮住まいが必要になります。
ご自宅に住宅ローン残債がある場合は、売却成立が先となりますが、残債の内容に
よっては、既存住宅ローンを残しつつ、購入の住宅ローンを組む事が可能な場合も
ございます。このローンは「つなぎ融資」とも呼ばれます。
■購入先行の場合
転居するスケジュールが立てやすく、仮住まいを用意する手間や費用が省くことが
できます。
反面、売却完了までに時間がかかると、二重ローンになってしまう等、資金繰り
に困る場合があります。
いずれの場合も、メリットとデメリットがある為、査定や計画段階で営業担当や融
資担当との連携や相談が必要になります。結果、ケースバイケースなのでどちらが良
いということは言えません。