隣地・道路と敷地との境界標が見当たらない。どうすれば良いですか?
不動産売買にあたり、境界標は重要な問題です。
■敷地境界の全部または一部の境界標が見当たらない場合
地表上にないだけで、地中に埋まっているケースが多いので。測量会社に調査依頼します。
境界標が地中に埋まっているか否かを確認、発見出来ないならば、土地家屋調査士が境界
標を設置する必要があります。
境界標の設置にあたっては、隣地の所有者の立会い(※1)が必要となり、時間もかか
りますので、お早めにご相談下さい。
※1 境界の立ち合いについて
殆どの敷地は、道路に面している為、市町村(国道なら国、県道なら都道府県)の
立ち合いが必要になります。(以後、官(官公庁)と言います。)
対して敷地の反対側の境界には、民間の敷地が接していると思います。
(以後、官に対して、民(民間)と言います。)
官民境界立ち合いのうち、官側(仕事の込み具合や順番なので、中々予約が取れない。)
民側(お留守のケースが多いため連絡が取れない)の為、どうしても時間がかかってしま
うようです。
完了するまで平均で約2~3か月間は必要と思います。